森林環境譲与税で、劣化損傷した木製サークルベンチを液体ガラスで再生事例(千葉県)

森林環境譲与税

気候変動対策の一環として2019年度に制度開始された、森林整備や保全のため国が地方自治体に配る「森林環境譲与税」ですが、その適切な使途が見いだせない自治体が、特に都市部において多く見受けられます。
 

当社より活用方法のご提案

株式会社ライフピックでは、都市部における自治体への「森林環境譲与税」の活用方法として、

・液体ガラスによる木材改質処理を施す既存ベンチ・テーブル修繕

・木材地産の木材を利用したベンチ・テーブル・デッキ・案内板・サイン等のエクステリア製品やノベルティグッズ等

をご提案しております。
 

活用事例

先月、「森林環境譲与税」を活用された自治体の既存街角サークルベンチの修繕施工(木部の板交換)が完了しましたのでご紹介いたします。

街角のサークルベンチ(千葉県白井市)

市内のとある住宅街の一角にあるサークルベンチは町の小さな休息スポットで長年地域住民の憩いの場となっていましたが、設置から長年経過しベンチ木部の劣化や損傷が激しくなり近年ではあまり利用されない状況となっていました。

森林環境譲与税と千葉県産ヒノキ材を活用した公園ベンチ液体ガラスで改質された木材を使用し耐久・耐候性も向上

そこで市では「森林環境譲与税」を活用して、当社”液体ガラス技法”による”長期耐久性”のある木部へ交換することとしました。街角に蘇ったサークルベンチは、地域の皆様の休息、憩いの場として再び街の風景に溶け込んでいます。
液体ガラスのメリット:
①防腐防蟻 ➁表面硬度UP ③難燃性UP ④トゲささくれ ⑤退色変色 他

森林環境譲与税と千葉県産ヒノキ材を活用した公園ベンチ森林環境譲与税活用を刻印して木材利用の促進や普及を啓発

木部は千葉県産のヒノキを用いており、微力ながら地材地消を実現、このような事例が積み重なることで、森林資源と地域経済の持続可能な好循環の実現へと繋がり、ひいては防災減災、脱炭素、地球温暖化防止の一助となることが期待されます。

森林資源や林業にまつわる事業規模の小さな都市部における自治体では、森林環境譲与税の使途として、地域の公園や施設内のベンチ・テーブル・デッキや遊具類などの木部再生(交換、補修)に活用されることをお勧めします。

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